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エルテ（ロマン・ド・ティルトフ）は、1892年11月23日にロシアのサンクトペテルブルクで生まれ、1990年4月21日にフランスのパリで亡くなった、20世紀を代表するデザイナーです。イニシャルのフランス語の発音から「エルテ」の名で知られています。
エルテは、ファッション、ジュエリー、グラフィックアート、衣装、舞台美術、インテリア装飾など、幅広い分野で活躍しました。その中でも、特にファッションデザインで有名であり、1920年代から1930年代にかけて、パリで活躍したファッションデザイナー、ココ・シャネルや、エルザ・スキャパレリなどの衣装デザインを手掛けました。
エルテのデザインは、エレガントで優美でありながら、どこかユーモラスで遊び心のあるものでした。彼は、女性の美しさを強調するような、細身のラインや、華やかな装飾を特徴としていました。また、彼のデザインは、当時のモダンなアールデコ様式の影響を強く受けており、直線的な模様や、幾何学的な形などがよく用いられていました。
エルテのデザインは、当時のファッション界に大きな影響を与え、現代のファッションにも大きな影響を与え続けています。
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